オーダーメイドの傘を注文するのは、ほとんどの人が毎日することではありません。ですから、多少の不安を感じるのは当然です。色は合うだろうか?どれくらい時間がかかるだろうか?届いた時に何か問題があったらどうしよう?
実のところ、プロセスが明確に示されていれば、全く複雑ではありません。HF Umbrellaでは、何百回(おそらく何千回も)もこのプロセスを経験してきたので、分かりやすくまとめました。謎解きも、推測も不要。最初のアイデアから箱がお客様のご自宅に届くまでの、明確な流れです。
目次
ステップ1:最初のお問い合わせ
これが「こんにちは」の瞬間です。すでにデザインが決まっているかもしれませんし、イベントやお店、あるいはクライアントへの配布用に傘が必要だという漠然としたアイデアがあるだけかもしれません。どちらでも構いません。
私たちは通常、事前にいくつかの簡単な質問をします:
- 何個必要だと思いますか?
- スタイルは?ゴルフ、折りたたみ、コンパクト、シティ?
- 一致させるべき色やブランドはありますか?
- いつまでに必要ですか?
パントンコードやハンドルの正確な仕様を持参して来られるバイヤーもいれば、「見た目が高級感のあるものにしてほしい」とだけおっしゃって、あとは私たちにお任せくださるバイヤーもいます。後者の場合でも、問題ありません。私たちが丁寧にご案内いたします。
ステップ2:デザイン案またはモックアップ
基本ができたら、デザインチームがモックアップを作成します。これは無料のステップですが、実際にモックアップを作成できるため、非常に価値があります。 何かが作られる前に、傘にあなたのロゴを入れます。
この時点で、クライアントは「ああ、わかりました。ちょっと調整してみましょう」という瞬間を迎えることがよくあります。
- ロゴが少し小さいようですか?拡大できます。
- グレーのハンドルが気に入らないですか?黒を試してみましょう。
- パネルを 1 つではなく 2 つにすることをお考えですか? 簡単に解決できます。
ステップ3: サンプル
大量注文や、特殊なケース(キャノピー全体へのプリント、ユニークなパーツなど)の場合は、サンプルをお送りします。正直なところ、サンプルを送ることで大幅なコスト削減につながります。
サンプルでは次のことを確認できます。
- 色は 正確に 自然光の下では?
- ロゴはきちんと配置されていますか、それとも縫い目に近づきすぎていますか?
- 実際に傘を持った時の感触はどんな感じでしょうか?
ここで小さな問題に気づけば、2,000個も製造した後に問題が発覚することはありません。数ミリずらす必要があったロゴから、画面上では問題ないように見えても実物では色が合わないものまで、あらゆる問題を経験してきました。早期に解決することで、誰にとっても作業が楽になります。
ステップ4:生産
モックアップ(必要に応じてサンプルも)の承認が得られたら、いよいよ生産に入ります。生地の裁断、パネルの印刷、フレームの組み立て、ハンドルの取り付けなどを行います。
リードタイムはいくつかの要素によって決まります:
- 注文の大きさ
- 印刷方法(スクリーン、デジタル、昇華)
- 部品が標準品か特注品か
最初に現実的な時間枠をお知らせします。
ステップ 5: 品質管理
梱包する前に、すべてのユニットを検査します。
私たちが求めているのは:
- ロゴの配置
- 一貫した色
- きちんとしたステッチ
- スムーズな開閉
- 頑丈なフレーム構造
何か問題があれば、工場を出荷する前に修正されます。それだけです。
ステップ6: 発送と配送
品質管理が完了すると、傘は梱包されます。大量注文の場合はシンプルなバッグ、プレミアムギフトの場合はカスタムボックスなど、その時点からすべて当社が対応します。
つまり、輸出書類、通関手続き、そしてご自宅までの配送です。輸送方法はお客様次第です。
- 海上輸送:大量注文の場合は最も安いが、時間がかかる
- 航空貨物:より速く、より高価
- 宅配便: 少量、緊急の荷物に最適
私たちはオプションについて話し合い、予算とタイミングに合ったものを選択できるようお手伝いします。
改訂の扱い方
黄金律は「早めに変更する」です。生産が始まると、変更はより困難になり、コストもかさみ、スケジュールも遅延する可能性があります。だからこそ、モックアップとサンプルの段階に力を入れています。調整を行うには最も安全な段階だからです。
購入者が抱える一般的な懸念事項への対応
「「サンプルが気に入らなかったらどうなりますか?」
まさにそれが、私たちがそれを作成する理由です。手遅れになる前に変更できるようにするためです。
「色が当社のブランドイメージに合致するかどうかをどうやって確認すればいいでしょうか?」
当社では、パントンマッチングとテスト印刷を使用して、お客様のブランドカラーに物理的に可能な限り近づけています。
「発送が遅れたらどうなりますか?
可能な限り余裕を持たせ、各段階でお客様に状況を随時お知らせいたします。問題が発生した場合は、お客様と協力して最適な解決策をご提案いたします。
このプロセスが機能する理由
このプロセスは、200本の傘を発注するスタートアップ企業から、数千本を生産するグローバルブランドまで、あらゆる企業に活用されています。このプロセスが効果的なのは、柔軟性が高いからです。納期が厳しい場合はスピードアップ、余裕がある場合は納期を延長することも可能です。
傘がどんな風になるか見てみませんか? まずはモックアップから始めましょう。何の制約もありません。